2008年07月23日

23日前場の東京株式市場は133円高と大幅続伸

23日前場の東京株式市場は133円高と大幅続伸
日経平均株価は133円高と大幅続伸、不動産や金融株など高い=
東京株式市場・23日前場




23日前場の東京株式市場は、日経平均株価が前日比133円69銭高の1万3318円65銭と大幅続伸。



7月7日以来約2週間ぶりに1万3300円台を回復した。東証1部の出来高は9億4877万株、売買代金は1兆389億円。



騰落銘柄数は値上がり1326、値下がり295だった。



22日の米国株高やドル高・円安進行を好感したほか、欧州からの合計550億円の買いバスケット観測(売りバスケットは国内から150億円)も後押しし、寄り付きから買いが先行。



米金融機関の決算が一巡し、想定ほど悪化しなかったことを受け、不安感後退から国内金融株が上昇したほか、不動産株やハイテク株なども物色され、日経平均株価は一時175円高まで上げ幅を広げた。



ただ、前週末から2日間の日経平均株価の上げ幅が500円超と、急ピッチな上昇に対する警戒感から買い一巡後は上値の重い展開となった。



市場からは「日経平均先物の7月7日高値1万3430円を上抜くようなら価格帯別出来高で空白地帯に入り、先物主導で一気に駆け上がる可能性がある」(中央証券・株式部長の石田明氏)との声も聞かれている。



東証業種別株価指数では、全33業種中27業種が上昇。



JPモルガン証券が投資判断「オーバーウエート」(強気)でカバレッジ開始と観測された菱地所 <8802> 、三井不 <8801> など大手不動産株や、URBAN <8868> 、創建 <8911> など新興不動産株に買い戻しが先行。



米金融不安の後退からみずほ <8411> 、三井住友 <8316> や大和証G <8601> など金融株が軒並み高。



キヤノン <7751> 、TDK <6762>
やホンダ <7267> など輸出株にも物色が向かった。



半面、NY原油先物安を背景に、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> など資源開発株や、コスモ石 <5007> 、昭シェル <5002> など石油株が軟調。東北電 <9506> や大ガス <9532> など電力・ガス株もさえない。
posted by これから投資家 at 13:24 | 東京 🌁 | マーケットコメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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