ＳＢＩホールディングスの連結子会社で企業再生及びメザニン投資ファンドの運営会社であるSBIキャピタルソリューションズ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役CEO：北尾吉孝、以下「SBICS」）は、新たなファンドとして「SBIメザニンファンド3号投資事業有限責任組合」（以下「SBIメザニンファンド３号」）を設立いたしましたのでお知らせ致します。
SBICSのメザニン投資業務は、平成16年8月にメザニン投資及び企業再生ファインナンスを目的として組成された総額31億円の「SBIメザニンファンド1号」の運用によって開始いたしました。平成17年4月には「SBIメザニンファンド2号投資事業有限責任組合」（出資約束金額97.1億円、以下「SBIメザニンファンド2号」）を、平成18年3月には新銀行東京との共同出資により「首都圏企業再生ファンド投資事業有限責任組合」（出資約束金額 27億円）を組成しており、現在SBICSが運用するファンドの総額は124億円を超えております。
SBICSは、SBIメザニンファンド1号の組成以降、現在までに計157件、累計で400億円超の投資を実行しており、これまでの投資金額に対するリターン実績は年率15％を超えております。また、これまでに組成したファンドの運用を通じ、メザニン投資や企業再生ファイナンス等の分野におけるミドルリスク投資に迅速且つ柔軟に対応できる資金ニーズは、今後も非常に強いものと考えております。
このたび設立したSBIメザニンファンド3号は、平成21年1月に投資期限を迎える SBIメザニンファンド2号の後継ファンドとして、当社及びSBICSより合計32億円を出資するほか、国内の投資家から出資を受け入れ、出資約束金 150億円での運用を想定しております。SBICSといたしましては、引き続きより多くの案件に投資し、既に固めつつある上記分野のパイオニアとしての地位をより強固なものとするのみならず、日本のメザニン市場の発展・拡大に貢献する所存です。
