【第1部】景気悪化懸念の後退を背景に、日経平均株価は前日比30円06銭高の8749円84銭、東証株価指数(TOPIX)も同4.67ポイント高の831.36とともに3日続伸。これまでの株価上昇に対する警戒感から、買い一巡後は伸び悩んだ。
東証1部の上昇銘柄は40%、下落は54%。出来高は28億4069万株、売買代金は1兆8912億円だった。
33の業種別株価指数では、輸送用機器、鉄鋼、不動産業などが上昇し、電気・ガス業、陸運業、水産・農林業が下落した。
個別銘柄では、トヨタ、ホンダが年初来高値を更新し、新日鉄、JFEは堅調。ソニー、キヤノンが高く、コマツは3日続伸、三菱商、三井物の商社株、商船三井など海運株も値を上げた。
菱地所がしっかり、野村、東京海上も買われた。
半面、みずほFGが朝高後に値を消し、NTTドコモ、KDDIは軟調。東電がさえず、JR東日本は急反落。日水の下げがきつく、ファーストリテも緩んだ。
【第2部】3日ぶり反落。
オリコ、トーセイが値を下げた。日精機、アクセルが上昇。出来高は2755万株。
【外国株】堅調。出来高257万5800株。(続)