トヨタが一時ストップ安まで下落、通期業績見通しを下方修正
トヨタ自動車 <7203> が一時、値幅制限の下限となる前日比500円(13.12%)安の3310円まで下落してストップ安を付ける展開となった。終値は、前日比350円(9.19%)安の3460円。
前日6日の取引時間終了後に自動車市場の急激な減速を受けて販売計画を見直したことや、円の急騰を受けて為替前提レートを見直したことなどを理由に 2009年3月期通期の連結最終損益見通しを従来予想の1兆2500億円から5500億円(前年同期は1兆7178億円)に下方修正したことが懸念材料視された。
同社の業績下方修正を受けて、日産自動車 <7201> も一時、ストップ安水準となる前日比50円(10.99%)安の405円まで下落。また、ホンダ <7267> も一時、前日比390円(15.76%)安の2085円まで下落するなど、大手自動車株は軒並み大幅安の展開となった。